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広島県の文化財 - 石鎚山古墳群出土遺物

石鎚山古墳群出土遺物

【解説】
中国の後漢や三国時代の青銅鏡二面を初めとする石鎚山第1号・第2号古墳出土遺物は,各埋葬主体ごとに遺物の組成がやや相違するが,いずれも古式の様相を示す。特に斜縁(しゃえん)二神二獣鏡や定角式鉄鏃(じょうかくしきてつぞく),硬玉製勾玉(こうぎょくせいまがたま)類は前期古墳の特徴的な遺物として貴重である。広島県内における古墳時代前期(4世紀)の一括遺物として各様相を代表する遺物といえる。

名称 石鎚山古墳群出土遺物
【第1号古墳】
斜縁二神二獣鏡1面
硬玉製勾玉3箇
琥珀製勾玉3箇
碧玉製管玉42箇
鉄やりがんな2本
鉄刀子2口
鉄鏃41本
鉄短剣1口
銅鏃5本
【第2号古墳】
内行花文鏡破片2面
鉄刀子1口
鉄やりがんな1本
土師器片2箇
よみがな いしづちやまこふんぐんしゅつどいぶつ
指定 県指定
種別 重要文化財
種類 考古資料
所在地 福山市西町二丁目,三次市小田幸町,広島市南区観音新町四丁目
員数 106点
指定年月日 平成5年2月25日
構造形式 第1号古墳/斜縁二神二獣鏡1面,硬玉製勾玉3箇,琥珀製勾玉3箇,碧玉製管玉42箇,鉄●2本,鉄刀子2口,鉄鏃41本,鉄短剣1口,銅鏃5本
第2号古墳/内行花文鏡破片2面,鉄刀子1口,鉄●1本,土師器片2箇
●は施の方へんが金へんに置き換わったもの
法量  
公開状況 斜縁二神二獣鏡,内行花文鏡破片など一部を広島県立歴史博物館で公開
鉄鏃など一部を広島県立歴史民俗資料館で公開
交通案内  
関連施設 名称 広島県立歴史博物館,広島県立歴史民俗資料館
開館時間 広島県立歴史博物館
 9時~17時(入館は16時30分まで)
広島県立歴史民俗資料館
 9時~17時(入館は16時30分まで)
休館日 広島県立歴史博物館
 月曜日(休日の場合は開館),12月28日~1月4日
広島県立歴史民俗資料館
 月曜日(休日の場合は開館),12月28日~1月4日
入館料 広島県立歴史博物館
 一般290円(220円),大学生210円(160円),高校生以下は無料
 ※( )は20人以上の団体,企画展・特別展は別料金
広島県立歴史民俗資料館
 一般200円(160円),大学生150円(120円),高校生以下は無料
 ※( )は20人以上の団体
企画展は別料金
所在地 広島県立歴史博物館
 福山市西町二丁目
広島県立歴史民俗資料館
 三次市小田幸町 みよし風土記の丘内
電話番号 広島県立歴史博物館(084‐931-2513)
広島県立歴史民俗資料館(0824‐66‐2881)
交通案内 広島県立歴史博物館
○JR「福山駅」から西へ約400m
広島県立歴史民俗資料館
○JR「三次駅」から「廻神経由有原行」バスで「風土記の丘」下車
○JR「三次駅から車で15分
○JR「塩町駅」から車で10分
○中国自動車道「三次I.C」から車で10分

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