【解説】
鎌倉時代(1192~1332)の作。円形銅板上中央に宝珠と錫杖(しゃくじょう)とをもつ地蔵菩薩が蓮台上に坐し,頭光身光を負う姿に表されている。地蔵と蓮台は,一枚の銅板を槌で起して薄肉に押出して現わし,衣文蓮台などの細部は,よどみのない流れるような蹴彫(しゅうちょう)で表現し,頭光・身光とともに円形銅板上に鋲止めされている。
懸仏は仏像などを金属などの円板上に作り出したもので,神社や寺院の内陣に懸けられていた。
名称 | 銅製地蔵菩薩懸仏 | |
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よみがな | どうせいじぞうぼさつかけぼとけ | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 工芸品 | |
所在地 | 尾道市瀬戸田町 | |
員数 | 1面 | |
指定年月日 | 昭和62年3月30日 | |
構造形式 | 浮彫,半肉彫,毛彫 | |
法量 | 径24.2cm | |
公開状況 | 事前に連絡必要(08452-8-0427) | |
交通案内 | ○瀬戸田港から南東へ約7km ○西瀬戸自動車道「生口島北I.C」から南西へ約5km ○西瀬戸自動車道「生口島南I.C」から北東へ約3km |
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