【解説】
鰐口は,鉦鼓(しょうこ)を二つ合せた形に似て,神社仏閣の軒先に懸けてあり,前面に鉦(かね)の緒という布縄を垂らし,参詣人はこの緒を手に持ち,振って鼓面を打ち礼拝するもので,本品も浄土寺本堂(国宝)の正面に懸けられている。刻銘があり,貞和5年(1349)の作であることが分かる。
「備後国尾道浦浄土寺観音堂也」「貞和五年己丑卯月十八日大工阿部房綱」
名称 | 銅製鰐口 | |
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よみがな | どうせいわにぐち | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 工芸品 | |
所在地 | 尾道市東久保町 | |
員数 | 1口 | |
指定年月日 | 昭和29年9月29日 | |
構造形式 | 銅製 | |
法量 | 直径37cm,重量15kg | |
公開状況 | 浄土寺宝物館で見学できる(展示替えにより見学できない場合あり) | |
交通案内 | ○JR「尾道駅」から「尾道市内本線東行」バスで「浄土寺下」下車 | |
関連施設 | 名称 | 浄土寺宝物館 |
開館時間 | 9時~16時30分 ※入館希望者は浄土寺に申込 |
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休館日 | 無休 | |
入館料 | 400円 | |
所在地 | 尾道市東久保町 | |
電話番号 | 0848-37-2361 | |
交通案内 | ○JR「尾道駅」から「尾道市内本線東行」バスで「浄土寺下」下車 |