【解説】
本像は,割矧(わりはぎ)造りで,頭・体とも前後にニ材を合わせている。螺髪(らほつ)は切付螺髪である。面貌は若く張りがあり,引き締まったやや胴長の肉身にまといかかる衲衣(のうえ)は,胸襟で動きがある処理がなされているなど,像の各部が見事な彫刻的均合を保ち,前身に若々しい生気あふれた勇健な表現となっている。全国的に見ても鎌倉時代前半期(13世紀)を代表する傑作である。
名称 | 木造阿弥陀如来坐像 | |
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よみがな | もくぞうあみだにょらいざぞう | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 彫刻 | |
所在地 | 府中市元町 | |
員数 | 1躯 | |
指定年月日 | 平成7年9月21日 | |
構造形式 | 割矧造,漆地金泥彩,玉眼 | |
法量 | 像高71.7cm | |
公開状況 | 事前に連絡必要(0847‐45‐8009,雨天等,断られる場合あり) | |
交通案内 | ○JR「府中駅」から北東へ約700m ○「福山府中線」バスで「元町」下車,北西へ約700m |
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