【解説】
鎌倉時代(1192~1332)の像で,大きさや彫り方などから,不動明王(県重要文化財)と同じ所に安置していた可能性がある。
目は木眼とする。体には長袖の衣を着け,その上から甲胄(かっちゅう)をまとった武装の姿をしている。胄(かぶと)の腹部には革帯の花形獅噛(しかみ)を表わし,右手を腰に,袖を翻して動的姿勢をよく表現している。用材の巧みな使用法は,同寺の不動明王像に劣らぬものがある。頭部甲等の欠損及び左肩以下の欠失は残念である。
名称 | 木造天部立像 | |
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よみがな | もくぞうてんぶりゅうぞう | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 彫刻 | |
所在地 | 廿日市市原 | |
員数 | 1躯 | |
指定年月日 | 昭和60年12月2日 | |
構造形式 | 一木造 | |
法量 | 像高75.0cm | |
公開状況 | 非公開 | |
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