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広島県の文化財 - 木造聖観音菩薩坐像

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【解説】
この菩薩像の所在する場所を観音谷と称しており,『芸藩通志』によると古くは大寺であった廃長福寺跡の観音堂に安置されている。法衣を通肩(つうけん)にかけ結跏趺坐(けっかふざ)の姿勢のこの菩薩像は,頭部及び胴体を一木で造り,膝張部のみを寄木にしている。宝髪を高く結い,そのはえぎわには冠座の痕が見られるが,冠は欠失している。眼は木彫で,口紅・口髭ともに当初のまま残っている。法衣衣文の彫法は浅く全体に薄着に見えるが,これは像の木地の上に布をはり付けた痕を残しており,その上に漆を塗る乾漆の手法によったためと思われ,現在も黒漆の上に置いた当初の金箔をよく残している。当初の姿をよく伝える平安時代後期(12世紀)の作である。

名称木造聖観音菩薩坐像
よみがなもくぞうしょうかんのんぼさつざぞう
指定県指定
種別重要文化財
種類彫刻
所在地竹原市吉名
員数1躯
指定年月日昭和53年1月31日
構造形式一木造
法量像高93.5cm,膝張72cm
公開状況33年に1度公開
交通案内○JR「吉名駅」から北へ約1.2km
○JR「竹原駅」から「安浦方面行」バスで「吉名」下車,北へ約500m
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入館料
所在地
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交通案内

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