【解説】
神像は,神仏習合思想の中で,仏像の影響を受けて作られ始めたものである。神像が製作された文献上最古例のものは天平宝字7年(763)であるが,現存するのは平安時代初期(9世紀)のものである。
本像もヒノキ製の平安時代(794~1191)の作である。社伝では藤原百川(ももかわ)像という。唇に朱色を,口髭などは繊細な墨線をほぼ当初のまま残している。両手先及び膝,それに冠の前部を欠失しているのは惜しまれる。
名称 | 木造男神坐像 | |
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よみがな | もくぞうだんしんざぞう | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 彫刻 | |
所在地 | 三原市八幡町 | |
員数 | 1躯 | |
指定年月日 | 昭和45年5月14日 | |
構造形式 | 檜材,一木造 | |
法量 | 像高89cm,腹部の幅51cm | |
公開状況 | 事前に連絡必要 | |
交通案内 | ○山陽自動車道「三原久井I.C」から車で5分 ○JR「三原駅」から車で20分 |
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関連施設 | 名称 | 御調八幡宮宝物収蔵庫 |
開館時間 | 事前に連絡必要 | |
休館日 | ||
入館料 | 無料 | |
所在地 | 三原市八幡町宮内 | |
電話番号 | 0848-65-8652 | |
交通案内 | ○山陽自動車道「三原久井I.C」から車で5分 ○JR「三原駅」から車で20分 |