【解説】
狛犬は,宮中や神社におかれた守護獣の像で,普通の獅子と一角をもつ獅子の姿に作られ,それぞれ阿吽(あうん)をあらわすのが一般的である。
本像は,かつて大田庄桑原方庄司が治めていた地域の,井原八幡神社の随神門にある。彩色の大部分は剥落し,美しい木目が表れているこの一対は,室町時代(1333~1572)の作品と思われる。
名称 | 木造狛犬 | |
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よみがな | もくぞうこまいぬ | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 彫刻 | |
所在地 | 世羅郡世羅町 | |
員数 | 1対 | |
指定年月日 | 昭和30年9月28日 | |
構造形式 | 一木造,彩色 | |
法量 | 像高54cm | |
公開状況 | 非公開 広島県立歴史博物館にレプリカを展示 |
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交通案内 | 広島県立歴史博物館 ○JR「福山駅」から西へ約400m |
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関連施設 | 名称 | 大田庄歴史館 |
開館時間 | 9時~17時(入館は16時30分まで) | |
休館日 | 毎月第3火曜日,毎週月曜日(休日の場合は翌日),12月29日~1月3日 | |
入館料 | 一般200円(140円),小人100円(70円) ※( )は20人以上の団体 |
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所在地 | 世羅郡世羅町甲山 | |
電話番号 | 08472-2-4646 | |
交通案内 | ○山陽自動車道「尾道I.C」から車で25分 ○山陽自動車道「三原久井I.C」から車で20分 ○「広島バスセンター」から「ピースライナー」(広島~甲奴)バスで甲山下車,約300m |