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広島県の文化財 - 絹本著色浄土曼荼羅(廿日市市廿日市)

絹本著色浄土曼荼羅

【解説】
浄土曼荼羅信仰が盛んであった鎌倉時代末期(14世紀前半)の作と推定される。奈良の当麻寺には有名な浄土曼荼羅があり,所謂当麻曼荼羅と言われるものである。この潮音寺蔵も当麻曼荼羅と同形式になるものである。
もとは軸物であったと思われるが,今は破損を防ぐ為に額張りの形になっている。図柄構成は,全く当麻曼荼羅とその規を一にして,中央に阿弥陀三尊を配して上方には殿堂楼閣を配し,下方には仏菩薩衆生の極楽生活の様態を表わす。図面の左右両方には,十数区を区切って極楽の意趣を具現したと思われる図面を表わし,また下段も十数区に区切り,同じ手法を用いているが,中央の区には当麻寺のものと同様に製作の意趣,為書等も書かれていたと思われるが,今は消えて見えない。鎌倉時代(1192~1332)のものは広島県には少なく,この曼荼羅は本県における貴重な仏教絵画である。

名称絹本著色浄土曼荼羅
よみがなけんぽんちゃくしょくじょうどまんだら
指定県指定
種別重要文化財
種類絵画
所在地廿日市市廿日市
員数1張
指定年月日昭和60年12月2日
構造形式絹本著色,額装
法量縦187.0cm,横177.0cm
公開状況非公開
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