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広島県の文化財 - 絹本淡彩楊柳観音像

絹本淡彩楊柳観音像

【解説】
古くから仏画の画題として愛好され,種々の病理の消除を本誓とするという楊柳観音を描いたもので,小幅ではあるが,繊細流麗な墨線は像の隅々にまで生きており,特に宝冠の描写は精緻である。寺伝によると牧谿(もっけい)筆というが落款等もなく,確認の根拠を欠いているものの画幅上部の癡絶道冲(ぎぜつどうちゅう)の賛により,南宋時代(12~13世紀)のすぐれた画工の手になる作品であることはうなずける。
なお,賛者癡絶道冲(ぎぜつどうちゅう)は,淳祐10年(1250)に死去しているから,この作品は13世紀半ば以前のものと思われる。
光明寺は,南北朝時代初期(14世紀前半),足利尊氏の従軍僧によって天台宗から浄土宗に改宗したと伝えられる。

名称絹本淡彩楊柳観音像
(癡絶道沖の賛あり)
よみがなけんぽんたんさいようりゅうかんのんぞう
指定県指定
種別重要文化財
種類絵画
所在地尾道市東土堂町
員数1幅
指定年月日昭和54年11月2日
構造形式絹本白描淡彩,軸装
法量縦35.7cm,横18.4cm
公開状況非公開
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