【解説】
著色絹糸で上方に天蓋を刺繍し,中央の三個の円光の中の蓮座に,毛髪で刺繍した種字がのる。その下には三脚の円机上に火舎,花瓶を刺繍して供え,三尊を祀る形をあらわしている。蓮座蓮弁の糸は,暈繝(うんかん)式の色調であらわし美麗である。表装中廻しの裂の上方には散華,下方には蓮池を織った豪華なもので,刺繍技工を知るうえに貴重である。室町時代(1333~1572)の作。
名称 | 刺繍釈迦三尊種子曼荼羅 | |
---|---|---|
よみがな | ししゅうしゃかさんぞんしゅじまんだら | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 絵画 | |
所在地 | 尾道市西久保町 | |
員数 | 1幅 | |
指定年月日 | 昭和44年4月28日 | |
構造形式 | 絹糸刺繍,軸装 | |
法量 | 縦73cm,横27.5cm | |
公開状況 | 非公開 | |
交通案内 | ||
関連施設 | 名称 | |
開館時間 | ||
休館日 | ||
入館料 | ||
所在地 | ||
電話番号 | ||
交通案内 |