【解説】
江戸時代中期の安永3年(1774)に建築されたもので,面皮柱を用い,床脇に書院を組み合わせるなど,数寄屋造りを基調にしている。また欄間・障子等に意匠を凝らしており,保存状態もきわめてよい。
旧山陽道沿いに民家の中で書院の建物がはっきりした形で残っているものは少なく,貴重である。
千葉家(神保屋)は,旧山陽道に面したところにある。江戸時代には「宿送役」として幕府や藩の書状や荷物の運送業務に従事し,また幕府役人等も宿泊していた。
名称 | 千葉家書院 書院,廊下及び浴室,浴室,本門及び築地塀,土蔵 |
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よみがな | ちばけしょいん | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 建造物 | |
所在地 | 安芸郡海田町 | |
員数 | 5棟 | |
指定年月日 | 平成3年4月22日 | |
構造形式 | 書院/入母屋造,桟瓦葺 廊下及び浴室/切妻造,桟瓦葺 浴室/片入母屋造,桟瓦葺 本門/切妻造,桟瓦葺 築地塀/本門両側17.70m, 土蔵/二階建,切妻造,本瓦造 |
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法量 | ||
公開状況 | 基本的には非公開であるが,次の方法で見学は可能。 公開時期:所有者の許可を得て一般公開 公開方法:海田町ふるさと館へ見学申請書を提出(10人以内)(082-823-8396) 申請内容:(見学者名・住所・電話番号・希望日時・見学理由を記入) 町から所有者へ連絡し、日程等調整して、申請者へ回答する。 |
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交通案内 | ○JR「海田市駅」から北へ約400m | |
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