【解説】
江戸時代の元文3年(1738)建立。中央に仏壇の間を設け,左右に書院と奥の間を配した禅宗の方丈建築で,欄間の意匠もすぐれている。建立後著しく改造を受けたが,江戸時代中期(16世紀後半~17世紀前半)の方丈建物の好例となっている。
磐台寺は沼隈半島の南端,阿伏兎(あぶと)岬にある。暦応年間(1338~1342)に覚叟建智(かくそうけんち)が開いたと伝え,一時衰退し建物は荒廃したが,元亀元年(1570)霊夢によって得た観音を安置する観音堂とともに,毛利輝元によって再建されたと伝えられる。阿伏兎観音として親しまれている。
名称 | 磐台寺客殿 | |
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よみがな | ばんだいじきゃくでん | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 建造物 | |
所在地 | 福山市沼隈町 | |
員数 | 1棟 | |
指定年月日 | 昭和37年3月29日 | |
構造形式 | 桁行五間半,梁間五間半,入母屋造,桟瓦葺,方丈建築 | |
法量 | ||
公開状況 | 外観見学可能 | |
交通案内 | ○JR「福山駅」から新川線バスで「阿伏兔口」下車,南西へ約1km ○JR「福山駅」から車で40分 |
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関連施設 | 名称 | |
開館時間 | ||
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入館料 | ||
所在地 | ||
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