【解説】
五輪塔は地・水・火・風・空の五大,つまり仏教概念の一切の物質を構成している要素を示したものである。
この松雲寺の五輪塔は,布野村内にあった黒平城の城主が出家し宗円と号したが,その勧進によって建立されたものと言い,同寺では開山の墳墓として今日まで伝えてきたという。塔の基礎(地輪部)に鎌倉時代の元亨2年(1322)の刻銘があり,広島県における在銘最古の五輪塔で,作もすぐれている。
名称 | 石造五輪塔 | |
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よみがな | せきぞうごりんとう | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 建造物 | |
所在地 | 三次市布野町 | |
員数 | 1基 | |
指定年月日 | 昭和36年4月18日 | |
構造形式 | 花崗岩製 | |
法量 | 高さ2.3m | |
公開状況 | 場所:松雲寺横 常時公開 | |
交通案内 | ○JR「三次駅」から「作木方面行」バスで「二井殿」下車,東へ約300m | |
関連施設 | 名称 | |
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