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広島県の文化財 - 船佐・山内逆断層帯

船佐・山内逆断層帯

【解説】
船佐・山内の逆断層帯は,第四紀(約200万年前~現代)の地殻変動を示すものである。
船佐の逆断層帯は,高宮町佐々部(ささべ)植谷(うえたに)を中心として東西2kmにわたって点々と露頭(ろとう)があり,基盤岩の中生代の白亜紀(約1億4300万年前~約6500万年前)花こう岩が新第三紀中新世(約2500万年前~約520万年前)の備北層群(びほくそうぐん),およびその上に不整合にのる第四紀初期の甲立礫層(こうたちれきそう)の上に,北に30度傾斜する低角度で衝上している。
山内の逆断層帯は,三次盆地北辺から庄原市山内町まで16kmにわたって山麓に連続して追跡され,古い基盤のひん岩とその上に堆積した第三紀中新世備北層群の基底礫岩層が上位の備北層群砂岩層上に押し上げられている。
この逆断層が第四紀以後の新しい断層で,中国山地や瀬戸内海形成史上,貴重な資料である。

名称 船佐・山内逆断層帯
よみがな ふなさ・やまのうちぎゃくだんそうたい
指定 国指定
種別 天然記念物
種類  
所在地 三次市畠敷町,庄原市山内町,安芸高田市高宮町
員数  
指定年月日 昭和36年5月6日
構造形式  
法量  
公開状況 常時公開
交通案内 ○王子谷:JR「三次駅」から三次市内循環バスで「熊野神社口」下車,北へ約800m
○和知:JR「三次駅」から「庄原方面行」バスで「下和知」下車,北へ約300m
○山内:庄原市内バスで「山内駅口」下車,北へ約2km
○高宮:中国自動車道「高田I.C」から車で15分
関連施設 名称  
開館時間  
休館日  
入館料  
所在地  
電話番号  
交通案内  

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