【解説】
宮島の主峰をなす瀰山の北斜面は,古来厳島神社の社叢(しゃそう)として特別な保護を受けてきたので,原始林的様相を保っている。瀰山の北山麓には,モミの大木が多く,頂上付近にはツガ林が発達しており,クロバイやウラジロガシなどの常緑広葉樹林も著しい。林内には,アカマツ・シキミ・アセビ・シロダモ・ヒサカキ・アラカシ・イヌガシ・サカキなどが繁茂し,ミヤジマシモツケ・ミヤジマカエデなど固有の植物も生育している。本土に多いクリ・クヌギ・アベマキ類がこの島ではほとんど見られないことも分布上興味深い。この原始林は,わが国の暖・温帯林の代表的なものとして価値が大きいばかりでなく,宮島の景観にとっても重要な要素となっている。
名称 | 瀰山原始林 | |
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よみがな | みせんげんしりん | |
指定 | 国指定 | |
種別 | 天然記念物 | |
種類 | ||
所在地 | 廿日市市宮島町 | |
員数 | ||
指定年月日 | 昭和4年12月17日 | |
構造形式 | ||
法量 | ||
公開状況 | 見学可能 | |
交通案内 | ○宮島桟橋から約1.5km | |
関連施設 | 名称 | |
開館時間 | ||
休館日 | ||
入館料 | ||
所在地 | ||
電話番号 | ||
交通案内 |