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広島県の文化財 - 木造十一面観音立像(世羅郡世羅町大字甲山)

木造十一面観音立像

【解説】
今高野山観音堂の本尊で,一躯(写真右)は桜材で造られ両肩から腕まで共木を用い,胸の瓔珞(ようらく)も同じ木で彫り出す古様な手法である。天衣(てんね)や腕の彫り出しの仕方など一部に地方作風が見られるが,面相姿態がすこぶる端正優麗で,裳は赤,白,緑の草花文で美しく彩色されており,地方作としても中央に比較して遜色のない像である。昭和12年(1937)の修理の際,背面腹部の内刳(うちぐり)から延喜通宝が発見され,像の製作年代を知る重要な手がかりを与えた。
もう一躯(写真左)は欅材で,両肩で両手を矧(はぎ)着けており,彩色像であるが剥落がはなはだしい。簡素で素朴な造りである。
両像とも平安時代中期(10世紀)の作。

名称木造十一面観音立像
よみがなもくぞうじゅういちめんかんのんりゅうぞう
指定国指定
種別重要文化財
種類彫刻
所在地世羅郡世羅町
員数2躯
指定年月日昭和3年8月17日
構造形式桜材一木造,欅材一木造
法量像高189cm,170cm
公開状況非公開(毎年8月20日のみ)
交通案内○JR「尾道駅」及び「河内駅」から「甲山行」バスで終点下車,約700m
関連施設名称今高野山龍華寺収蔵庫
開館時間毎年8月20日の13時~16時
休館日8月20日以外
入館料
所在地世羅郡世羅町大字甲山
電話番号0847-22-0840
交通案内○JR「尾道駅」及び「河内駅」から「甲山行」バスで終点下車,約700m

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