【解説】
一木彫り。平安時代初期(9世紀)の作品で,台座も平安時代(794~1191)の作と考えられる。
明王院本堂の本尊として厨子に納められる。伝教大師の一刀三礼の作と伝承されている。
等身像で,頭上の十一面は後補が多いが,主体部は造立当初のものである。彩色は剥落しているが,深い彫りと強い線,均整のとれた姿態,柔和な面相と優麗な気品,また天衣(てんね)の翻転(はんてん)も巧みである。
名称 | 木造十一面観音立像 (伝僧最澄作) |
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よみがな | もくぞうじゅういちめんかんのんりゅうぞう | |
指定 | 国指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 彫刻 | |
所在地 | 福山市草戸町 | |
員数 | 1躯 | |
指定年月日 | 明治32年8月1日 | |
構造形式 | 一木造 | |
法量 | 像高142cm | |
公開状況 | 非公開(次回開帳は平成36年の予定) | |
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