【解説】
平安時代も初期に近い時期(9世紀)の秀作である。西國寺金堂の内陣須弥壇に安置されている本尊仏で,古来秘仏として伝来してきたものである。優麗ななかにも森厳にして荘重な趣をたたえた,重量感のある仏像で,螺髪(らほつ)は切付けで,彩色のない素木の古い高雅さが感ぜられる。
寺伝によると,讃岐善通寺(ぜんつうじ)から迎えた弘法大師の「七仏薬師」のひとつと言われる。
名称 | 木造薬師如来坐像 | |
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よみがな | もくぞうやくしにょらいざぞう | |
指定 | 国指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 彫刻 | |
所在地 | 尾道市西久保町 | |
員数 | 1躯 | |
指定年月日 | 明治32年8月1日 | |
構造形式 | 一木造 | |
法量 | 像高91cm,膝張り71cm | |
公開状況 | 非公開 | |
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