【解説】
西國寺は行基菩薩の開基と伝えられる真言宗の古刹(こさつ)である。
金堂は,至徳3年(1386)建立で,和様を基調とした建物である。側柱上が二手先で蛇腹支輪及び小天井付にし,向拝(こうはい)は三ッ斗組である。それに虹梁(こうりょう)が掛けられ中供(なかそなえ)に蟇股(かえるまた)があり,虹梁の柱外には挙鼻(こぶしば)が,また主屋の方へは手挟(たばさみ)が出て威厳が示されている。入母造(いりもやづくり)の妻飾(つまかざり)は二重虹梁大瓶束(にじゅうこうりょうたいへいづか)で,屋根に重量感があり,規模壮大で手法雄健な堂々とした感じを与える。内部の厨子(ずし),須弥壇(しゅみだん)も秀麗である。木造薬師如来坐像(重文)が本尊である。
名称 | 西國寺金堂 附厨子1基 |
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よみがな | さいこくじこんどう | |
指定 | 国指定 | |
種別 | 重要文化財 | |
種類 | 建造物 | |
所在地 | 尾道市西久保町 | |
員数 | 1棟 | |
指定年月日 | 大正2年4月14日 | |
構造形式 | 桁行五間,梁間五間,一重,入母屋造,向拝一間,本瓦葺 | |
法量 | ||
公開状況 | 境内で見学可能(外観のみ) | |
交通案内 | ○JR「尾道駅」から「尾道市内本線東行」バスで「西国寺下」下車,北へ約400m | |
関連施設 | 名称 | |
開館時間 | ||
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入館料 | ||
所在地 | ||
電話番号 | ||
交通案内 |