【解説】
鎌倉時代末期,嘉暦3年(1328)建立。大日如来及び脇侍(わきじ)(尾道市重要文化財)を安置し,内部には彩色が施され,壁面には真言宗の名僧を描いた真言八祖像がある。
多宝塔としては,規模が大きい上に全体のつりあいがよく,高野山金剛三昧院や石山寺の多塔宝と並ぶすぐれた塔である。牡丹・唐草に蝶の透かし彫りをした蟇股(かえるまた)など,華麗な装飾に富み,その整った容姿および手法によって,鎌倉時代末期の代表的な建築とされる。昭和11年の解体修理で,屋根の上の相輪(そうりん)の中から経巻など多くの納入品が発見された。
名称 | 浄土寺多宝塔 附相輪内納入経巻類 |
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よみがな | じょうどじたほうとう | |
指定 | 国指定 | |
種別 | 国宝 | |
種類 | 建造物 | |
所在地 | 尾道市東久保町 | |
員数 | 1基 | |
指定年月日 | 明治34年3月27日(重要文化財指定) 昭和28年3月31日(国宝指定) |
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構造形式 | 三間多宝塔,本瓦葺 | |
法量 | ||
公開状況 | 外観は常時公開 | |
交通案内 | ○JR「尾道駅」から「尾道市内本線東行」バスで「浄土寺下」下車 | |
関連施設 | 名称 | 浄土寺宝物館 |
開館時間 | 9時~16時30分 ※入館希望者は浄土寺に申込 |
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休館日 | 無休 | |
入館料 | 400円 | |
所在地 | 尾道市東久保町 | |
電話番号 | 0848-37-2361 | |
交通案内 | ○JR「尾道駅」から「尾道市内本線東行」バスで「浄土寺下」下車 |