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紙芝居「あくしゅのおすそわけ」3

印刷用ページを表示する掲載日2011年11月1日

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この頃、父さんの帰りが遅い。疲れているのか、家に帰るとすぐゴロリと横になっている。僕は父さんと話をすることがだんだん少なくなってきた。そんな父さんを見て、母さんも何だかイライラしながら家の事をしている。母「私だって働いているのよ。お父さんも、少しは手伝ってくれたっていいじゃない!  もう。なんであたしだけ、子どものこと、家のこと、学校のこと,近所のこと、  親戚のこと、一人でしなきゃあいけないのよ・・・・。」母さんの愚痴は毎日だ。学校のプリントや提出物があっても、決まって『あとでみるからね。』になってしまう。僕が描いた絵を先生が誉めてくれたことも、理科の実験が成功したことも、小遣いの値上げを要求したい時も、父さんと母さんは、いつも『今忙しいから、あとで!』になってしまう。『あとで・あとで・・・・・』僕はたまらなくなってきた。僕の心の中に、何だかモヤモヤしたものが大きくなっている感じがした。

 

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