東広島市教育委員会主催の「平成23年度 第1回東広島市学校安全ボランティア講習会」に併せ,子どもの危険回避能力の育成と地域の防犯環境の改善など,地域の安全対策の推進を図る上で効果的な「地域安全マップづくり」について学ぶ「安全・安心なまちづくりセミナー」を開催しました。
児童生徒の安全を守るために行われている見守り活動の充実と,学校安全ボランティアの意識の高揚を図ることを目的とし,この講習会が開催されました。 冒頭,木村教育長が日頃の活動に対する感謝を述べられ,今後のますますの協力をお願いする挨拶の後,スクールガード・リーダーの深屋正信氏から「安全ボランティア見守り活動のポイントについて」と題してお話がありました。 |
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その後,県民活動課の職員から,最近の治安情勢及び子どもの危険回避能力の育成に有効な『地域安全マップ』の理論についての講義を行いました。「犯罪に強い3要素」である「領域性」「監視性」「抵抗性」など,耳慣れない言葉でしたが,具体例を用いた説明に,受講者は皆,真剣に聞き入っていました。 |
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| 続いて,先ほど学んだ『地域安全マップ』の理論に基づき,事前に撮影した東広島市内の写真を交えた教材で,模擬フィールドワークを行いました。 普段見慣れた町の風景も,先ほど学んだ「見えにくい」「入りやすい」というキーワードを用いると「危険な場所」や「安全な場所」といった見方ができることを学びました。 |
終了後,受講者からは 「非常に参考になりました。」 「実際に子どもたちとマップづくりを行ってみたい」 といったご感想をいただきました。 |