凶悪事件の発生など,子供の安全が危惧されている中,安全・安心なまちづくりに向けた県民総ぐるみ運動の一層の推進が求められています。
こうした中,県では尾道市立大学との連携のもと,同大学で教師を目指す学生を対象に,「なくそう犯罪」広島県民総ぐるみ運動の推進状況,子供の安全教育や地域安全マップづくりなどに関する特別講義を実施しました。
平成26年12月12日(金曜日)16時30分~18時00分(5時限)
尾道市立大学(尾道市久山田町1600)
教員を目指す学生 19名
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骨子
* 子供を取り巻く治安情勢
* 子供を守る「地域や学校での取組」の現状
* 防犯対策に関する基本的な考え方
* 県が普及に力を入れている子供の危険回避能力の向上に
有効な「地域安全マップづくり」
* 地域安全マップづくり」の具体的な進め方・注意点など
● 普段何気なく歩いている道なども,危険がたくさんあるのだと分かった。大人の目線で大丈夫と思っている場所でも,小さな子供では隠れてしまう壁や塀がある道や公衆トイレなど,今まで気づかなかった危険な場所を多く知ることができました。地元や今住んでいる近所でも思い当たる場所や道がたくさんあるので,気をつけるようにしていきたいと思いました。
それには,地域に呼びかけ,近所の知り合いを増やして,地域全体で協力していくことが大切だと思います。
「地域安全マップづくり」のボランティア活動では,子供たちと協力して,マップづくりをしていくことで,子供たちと私たちお互いの地域を守ろうとする意識がより一層高まると思います。
ぜひ,ボランティア活動に参加したいと感じました。教職を目指す上で,子供たちの安全を考えることや,通学・外出時の対策法・対処法を考えることはとても重要なことだと思います。
子供たちとふれあえる機会なので,「地域安全マップづくり」に参加できたら,とても有意義だろうなと感じました。
※ 大学周辺の方々と連携して,「地域安全マップづくり」など防犯の取組が広がり,安全安心なくらしの中,学生の皆さんの能力が開花する,そんな地域づくりに結びつけていって欲しいと思います。(県民活動課)