「子供の安全な環境づくり」の一環として,広島市立牛田新町小学校において,4年生のPTC活動として「地域安全マップづくり」が行われました。
平成30年11月28日(水)午前8時50分から午後0時20分まで
広島市立牛田新町小学校及び周辺地域
広島市立牛田新町小学校 4年生児童77名
保護者約50名
大学生ボランティア(比治山大学)13名
教員
事前学習は,比治山大学の学生ボランティアの方が講師となり,パワーポイントを使って,クイズを交えながら
○危険な場所のキーワード,「入りやすい」「見えにくい」
○安全な場所のキーワード,「入りにくい」「見えやすい」
を分かりやすく教えてくれました。
そして,犯罪の被害にあわないために
○犯罪が起こりやすい危険な場所には近づかない。
○やむを得ず,危険な場所に行かなければならないときは,1人で行かず,保護者や友達等複数人で行くようにする。
○1人で危険な場所に行かなければならないときは,周囲の様子に注意する。
ことを学びました。
なお,PTC活動であったため,保護者の方も一緒に事前学習を受けられました。
事前学習のあとは12班に分かれて,学校周辺のフィールドワークを行いました。
地域の方にインタビューして,「危険な場所」や「安全な場所」を教えていただいたり,事前学習で勉強したキーワードを使って,自分たちで「危険な場所」や「安全な場所」を見つけていきました。
学校に戻り,各班で地域安全マップを作製しました。
「危険な場所」や「安全な場所」の写真や理由を書いた紙を地図に貼り,それぞれ工夫して個性的な地図を作製することができました。
最後は,班ごとに完成した地域安全マップを掲示して,発表会を行いました。
どの班も,自分たちで発見した「危険な場所」や「安全な場所」を,キーワードを使って分かりやすく発表することができました。
今回の「地域安全マップづくり」で,子供たちは犯罪の被害に遭わないために大切なことを学びました。そして,参加した私達も子供たちと一緒にフィールドワークをしたことで,子供の目線に立って地域を見ることができました。
今後,子供たちは成長するにつれ,行動範囲が広がっていきますが,今回学んだことを忘れず自分自身で安全な行動がとれるようになってほしいと思います。