平成20年9月19日(金曜日) 10時00分~16時50分
東広島市立高美が丘中学校
・プログラム受講教諭
・広島県教育委員会関係者 30名
実践交流 |
受講者が各自で作成した自作資料を交流・協議し,自作資料作成上のポイントや留意点を整理し,今後の授業実践に生かす。
○資料の概要
○児童生徒に伝えたいこと
○自作資料の作成から学んだこと 等
体験活動等を生かした道徳の時間の在り方について学ぶ。
グループ別協議 |
・指導主事による講話・説明 → 講話資料へ (PDF304KB)
・個人演習
・グループ協議
・全体発表
・まとめ
東広島市立高美が丘中学校 教諭 榎 隆治,岡島亜里砂
第3学年 31名
集団の一員としての自覚 集団生活の向上 4-(1)
自己が属する様々な集団についての理解を深め,役割と責任を自覚し集団生活の向上に努めようとする実践意欲と態度を育てる。
研究授業 | 授業の板書 |
昭和女子大学 教授 押谷 由夫
「各教科等との関連を生かした道徳教育」
1 これからの道徳教育で特に求められること
(1)道徳的価値に照らして自己の生き方を考え追い求められる子どもの育成
(2)各教科等における道徳教育の充実
(3)要としての道徳の時間を充実させる
2 道徳的価値に照らして自己の生き方を考え追い求められる子どもの育成
(1)自己評価力・自己学習力,自己指導力を高める
(2)自己の生活設計ができる
3 各教科等における道徳教育の充実
(1)各教科等の学習を豊かな人間形成・人格形成という視点から捉える
(2)各教科等の教育活動の目的を押さえる
(3)そのために子どもたちにどのような「気づき」や「興味関心」をもてるようにすることが大切かを考える
(4)「道徳的気づきや興味関心」を具体的な生活の中で生かしていくようにする
(5)各教科等の学習において,その分野に関係する人物を取り上げる
(6)個と集団の発達をダイナミックに図る教育を創っていく
(7)道徳的学びに関する評価を工夫する
4 要としての道徳の時間を充実させる
(1)資料との会話を深め心に残す授業を工夫する
(2)予習と復習のある授業を工夫する
(3)道徳的価値について継続的・発展的に学べる授業を工夫する
(4)教科等との関連を密にした授業を意図的に計画する
(5)自己評価を深め,豊かな自分づくりのかなめとなる授業を工夫する
(6)学級経営の中核となる授業を工夫する
(7)学校,家庭,地域連携のかなめとなる授業を工夫する
○児童の実態から出発し,ねらいを明確にして資料を作成することで,授業が組み立てやすくなることがわかりました。
○体験活動における児童の意識の流れを考えることにより,体験活動を道徳の時間に生かす方法が考えやすくなりました。
○研究授業から授業のねらう内容項目に迫る手立てとして,多様な切り返し発問をされた点や,これまで「伝え合う力」について研究し積み上げられたものを生徒の発言に見取ることができ,多くのことを学ぶことができました。
○各教科等における道徳教育を充実させるためには,学習内容にかかわる子どもの気づきや興味・関心に重点を置きながらも,道徳的な気づきも押さえて指導することが必要であると感じました。
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