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第3回道徳教育推進リーダー養成プログラム

日時

平成19年7月11日(水曜日) 10時00分~16時50分

場所

呉市立吉浦中学校

参加者

・プログラム受講教諭
・呉市内中学校道徳教育担当者
・広島県教育委員会関係者 等 約50名

内容

テーマ「魅力的な教材の選定や開発による授業づくり」

実践発表

「資料開発のポイント」について,自校の取組みの実践例をもとに,発表する。

発表者

呉市立吉浦中学校
教諭 平田 洋一 

内容

実践発表の様子

(1)生徒たちの心に響く授業その(1)
 「ハゲワシと少女」
 社会正義 4-(4)
(2)生徒たちの心に響く授業 その(2)
 「志村けんさんに学ぶ」
 常識・礼儀の大切さ 2-(1)
(3)生徒たちの心に響く授業その(3)
 「対戦者の死をのり越えて」
 人間愛・他を思いやる心 2-(2)

 

演習・協議→講話資料へ(PDF562KB)

 作成してきた,自作資料の概要をグループで交流・協議した後,資料の登場人物の言動と価値とのかかわりを整理する演習をとおして,資料開発の方法を学ぶ。
 その後,「資料選定や開発のポイント」について,講話を行う。

講師

指導第三課 道徳教育係 
指導主事 山田幸治 

内容

演習・協議の様子

『資料選定や開発のポイント』
(1)資料及び資料選定の要件
(2)道徳の時間の教材
(3)魅力的な資料選定や開発
(4)自作資料作成の手順例及び作成上の留意点 

 

 

 

 

研究授業及び協議→学習指導案へ(PDF151KB)

授業者

平田洋一 教諭,砂川恵子 教諭

学年

第1学年A組 32名

主題名

ルールの厳しさ 4-(2)

ねらい

 トリノ五輪での原田選手の失格問題を取り上げ,その時の原田選手の気持ちを考えさせながらルールや規則の意義そしてその厳しさを知らせ,それらをきちんと守っていこうとする心情を育てる。

資料名

わずか「200グラム」の失格(自作資料)

授業の様子
キーワードを示しながらの資料提示
授業の様子
終末で「心のノート」を活用
授業の様子
板書

講義

講師

広島大学大学院教育学研究科
准教授 鈴木由美子 

演題

「魅力的な教材の選定や開発」

内容

講義の様子

1 魅力的な教材の構成要素
(1)子どもの発達に応じていること
(2)子どものニーズに応じていること
(3)リアリティがあること

2 子どもの発達とニーズについて
(1)役に立ったと思っていること
(2)小学校,中学校時代にどのようなことを,どのように教えて欲しかったか。

3 リアリティのある教材の選定と開発
(1)児童生徒の生活にとって身近であること
(2)実際に起きた事実であること
(3)人間の本質であること

参加者の声

○実践発表では,吉浦中学校全教職員の方々の子どもたちへの熱い思いをひしひしと感じました。子どもたちの実態に応じた資料,この子に伝えたい思いを込めた資料を開発していくことの重要性を実感しました。
○自作資料を作成するのは初めてですが,資料作成の視点を見失わないように9月に向けて作成していきたいです。少し楽しみでもあります。これが道徳教育の面白さなのですかね。
○授業は,板書が大変はっきりしていて,分かりやすかったです。発問については,小学校と中学校では,子どもの実態に違いがあり,難しいと思いましたが。どのように発問をすれば効果的か,子どもの実態に合わせるべきだと考えました。自作資料については,大変参考になりました。
○講義を受けて,様々な資料や教材の中から児童生徒の実態や環境に合ったものを選んだり修正したりすることの必要性を感じました。道徳の授業や生活の中で私自身の思いをしっかり語っていくことで,子どもたちと人間として向き合っていきたいと思いました。

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