平成18年9月29日(金曜日) 10時00分~16時50分
北広島町立本地小学校
・プログラム参加教諭
・北広島町道徳教育推進協議会参加者
・広島県教育委員会関係者 等 約50名
テーマ「道徳教育の課題 -生命を大切にする心を育てる道徳教育の実践-」
「生命を大切にする心を育てる道徳教育」の実践交流を通して,児童生徒が生命の尊さを実感できる道徳教育の充実について学ぶ。
<生命尊重の教育を進めるポイント>
○子どもの実態把握と生命尊重の教育の押さえ
○生命尊重の教育の方針や方策の設定
○子どもに求められる学習活動の洗い出しと整理
○教育活動全体の中での計画化
○道徳の時間での生命尊重の指導の充実
→講話資料へ(PDF417.4KB)
生命を大切にする心を育てるために「心のノート」を生かした効果的な活用方法を協議した後,「心のノート」の活用について講話を行う。
指導第三課 道徳教育係
山田幸治 指導主事
『「心のノート」の活用』
(1)「心のノート」の趣旨と特徴
(2)「心のノート」の内容構成
(3)「心のノート」の活用場面
(4)「心のノート」の活用例
(5)生命を大切にする心を育てるために
「心のノート」の活用
(6)「心のノート」の計画的な活用
→第5学年学習指導案へ(PDF639.6KB) →第6学年学習指導案へ(PDF662.8KB)
授業者 | 重森栄理 教諭 | 新川 靖 教諭・平川紀美 教諭 |
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学年 | 第5学年 22名 | 第6学年 27名 |
主題名 | 本当の思いやりとは 2-(2) | 命の大切さを伝える 3-(2) |
ねらい | オトちゃんやオトちゃんのクラスの仲間の気持ちを考えることを通して,相手の立場に立った本当の思いやりの気持ちを持とうとする態度を育てる。 | 命を伝える動物園をつくった旭山動物園小菅園長の生き方を通して,命の真実を見つめ大切にしていこうとする心情を育てる。 |
資料名 | 「オトちゃんルール」は「あたりまえ」のルール(出典 東京書籍) | 命を伝える動物園(出典 「命のメッセージ」小菅正夫 竹書房より 自作資料) |
<第5学年授業様子>
<第6学年授業様子>
京都教育大学 助教授 岡部 美香 先生
『生命を大切にする心を育てる道徳教育」
1 道徳を教えることの難しさ
(1)自己のあり方の違い
(2)コミュニケーションのあり方の違い
(3)学習のあり方の違い
(4)子どもたちは学校で何を学ぶか
2 「生命の大切さ」を教えることはできるか
(1)体験学習の可能性と限界
(2)関心の2つの意味
○「生命を大切する心を育てる道徳教育」の実践交流は,参考になりました。協議の中で,「生と死の両面からアプローチするべき」,「小中の連携が必要」,「実態把握が大前提」など,大切なポイントを確認できてよかったです。
○「心のノート」の活用というと,道徳の時間のみの活用とイメージしていましたが,演習により,全教育活動の中で活用する方法がたくさんあることがよく分かりました。
○すばらしい授業でした。子どもたちの学ぶ意欲,学習規律などにびっくりしました。一人一人が自分の心を素直に表現する姿に,子どもらしさを感じました。
○講義では,現在の子どもの状況と社会状況を分かりやすく説明していただきました。だからこそ,「生命を大切にする心を育てる道徳教育」の必要性が自分の心の中で,しっかり落ちたのでよかったです。
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