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広島市立阿戸小学校 成果と課題

 研究主題を「国際社会をたくましく心豊かに生きる力の育成」とし,副題として「豊かな体験活動を通しての道徳教育」と掲げて取り組んできた。
 本校では,豊かな体験活動を生産活動・交流活動・英語活動の3つとし,これらの活動が子どもたちの心の教育にどのように生きて働くかを検証してきた。
 生産活動を通して自然を大切にする心を養い,道徳的価値項目である自然愛・動植物愛護,生命尊重などにかかわらせたことで,道徳の時間に深まりが見えてきた。自分の考えを発言できる児童が増え,ワークシートへの書き込みの量も増えたことに表れている。各学年で商品化する作物を生産する過程で,協力・協働の精神が培われ,地域とのかかわりを深めることもできた。このことと結びついて,郷土愛や尊敬感謝の価値項目を深めるのに大変効果的であったように思う。
 また,交流活動を通して人とのかかわりを大切にする心を養い,思いやり・信頼友情の価値項目を深める。また,英語活動を通して郷土やわが国・外国とのかかわりを大切にする心を養い,外国(シンガポール)との交流で,国際理解・親善,愛国心・郷土愛などを,特に深めていくことをねらったのであるが,これは諸事情により1年間を通じてというわけにいかず,中途で断念せざるをえなかった。
 しかし,たてわり交流や生産活動でのブロック交流で,教え合い学び合うことができたことで,思いやり・信頼友情から,さらには,「6年生を送る会」で見られたように心から感動できる児童がふえてきたことは,喜ばしいことである。また,1学期に英語で,3学期には,韓国の先生方や3学年の交流入学児童により異文化交流を垣間見ることができたので,国際理解・親善,愛国心,郷土愛などとかかわらせることが,ある程度はできたように感じている。
 また,道徳の時間をTTで実施することにより,様々な効果をあげることができたように思う。
 低学年では,「今日は何かな」とか「明日,道徳にくるんよね」と楽しみにする児童が芽生えたことである。それは,児童一人一人に目が行き届き,反応を把握しやすくたくさんの異なる考えを取り上げることができたことによるものであろう。
 テレビ視聴のみでは不適との指摘であったので,資料提示の方法やさまざまな展開で,児童を引きつける工夫をしていかないと,低学年の児童には興味が薄れてしまう。そして,切り返しや揺さぶりで考えを深めさせることももっと必要であった。
 中学年では,総合単元的な道徳学習にしたことで,地域の方々とのふれあいも深まり,生きた道徳教育ができた。TTでの展開では,児童一人一人への支援や板書の充実だけでなく,説話などで視点を切り替えて話を聞くことができるなどの効果があった。
 展開後段での生活の振り返りや理由や判断根拠を考える時間が不足しがちであった。 これが学校生活などに反映されない原因かもしれない。
 高学年では,児童の感想を活かしながら展開していくことができだしたことは,大きな成果である。それにつれて,児童も自分の考えを多く発表でき,ワークシートにもきちんと考えを書くことができるようになってきた。道徳の授業を参観日に行うなど,保護者への理解も深めていくことができた。TTでの効果としては,板書を効率よく書いたり,児童に支援をしたり,2人の価値観で揺さぶりをしたりすることができたことである。また,事前の相談や事後の反省などで授業に活かすことができた。  価値をさらに深めるための問いかけや有効な資料の選択などが課題として残されている。
 このようなことをふまえて,年間通しての英語活動や他国との異文化交流をメインに据えて,子どもたちの心の教育にどのように生きて働くのかを追求していきたいものである。
 また,道徳の評価についても研究を深めていくことも必要であろう。さらには,児童の心情面には深まりがあるとはいえ,道徳的判断力・実践化を図っていかなくてはならない。  

授業の様子掲示物授業の様子

 

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