平成29年10月6日(金曜日) 9時30分~16時45分
広島県立教育センター 大会議室
県立高等学校及び県立特別支援学校(高等部)における道徳教育を主に担当する者
広島県立教育センター 企画部 指導主事 金子 京子
【金子指導主事 説明】
広島県教育委員会 豊かな心育成課 道徳教育係 指導主事 大橋 美代子
1 子供たちを取り巻く状況
2 道徳教育の必要性
3 高等学校における道徳教育の充実
(1)教育活動全体を通じて行う道徳教育
(2)道徳教育の全体計画の改善
(3)組織的な推進体制
(4)小・中学校学習指導要領の趣旨を踏まえた道徳教育の推進
4 学習指導要領改訂に向けて
【大橋指導主事 説明】
広島県立西城紫水高等学校 教諭 片山 壮希
【片山教諭 実践発表】
持参した道徳教育に係る全体計画及び重点目標を意識した取組内容について考えてきたことを交流することにより,高等学校で道徳教育を推進していく上で,何を工夫・改善すればよいかグループで協議しました。
【協議の様子】
小中学校における教科化に向けての国の動向を踏まえ,高等学校における各教科等及び中核的な指導場面である特別活動(ホームルーム活動)において,それぞれの特質に応じて人間としての在り方生き方を考えさせる授業等をどのように実践するかについて学ぶために,演習・協議,講師による講演を行いました。
【講師】 兵庫教育大学大学院 教授 谷田 増幸
【講義・演習・協議の様子】
【講演内容】
はじめに
1 道徳教育の抜本的改善・充実
2 道徳教育に係る評価等の在り方に関する専門家会議の報告から
3 高等学校学習指導要領解説 総則編より
4 事例紹介
おわりに
○道徳教育とは特別なことをするという意識が強かったが,授業や様々な行事を通して,生徒にどのような道徳的な深まりを身に付けさせたいのか等,道徳的な目標を掲げて取り組むことが大切だと思いました。
○本講座を通して,高等学校での道徳の在り方について学ぶことができました。まずは,全教職員が重点目標を理解し,取り組んでいくことが大切だということが理解できました。
○各教科における道徳的価値を意識した授業づくりについて考えることで,道徳をいかに授業で活かすかの参考になりました。学校でも広めたいです。