ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地ホットライン教育ひろしま > 豊かな心を育てる道徳教育コーナー > 府中市立栗生小学校 実践のポイント
心に響くちょっといい話
道徳教育推進1-基盤・体制づくり(H14~H17)
道徳教育推進2-人材・体制づくり(H18~H20)
道徳教育推進3-中身づくり(H21~)
成果等の普及-ネットワークづくり
児童生徒の心に響く指導の充実
指導資料集等
冊子等掲載資料
リンク(国立教育政策研究所)
リンク(広島県立教育センター)

府中市立栗生小学校 実践のポイント

(1)ねらい,実態,資料,展開が一貫した道徳の時間の授業づくり

<指導案を読み返す視点>

 1時間の道徳の時間をつくるとき,「ねらい・資料・展開」が,一本の柱になるように指導過程の枠組みを考えることが大切である。授業研究においても,例えば発問についてのみ検討するのではなく,この資料,展開でねらいが達成できるのかという視点をもって1時間の道徳の時間を見ていくようにしている。

1時間の枠組みをみる視点

  1. ねらいをみる。 
     ねらいと資料が合っているかどうかをみる。
  2. 資料をみる。  
    子どもに与えられるのは資料である。その資料によって何を話し合うのかを子どもが見通すことが出来るかどうかをみる。
  3. 展開をみる  
    資料の提示の仕方は,児童の実態にふさわしいか,発問はねらいにせまるものとなっているかなどをみる。 

(2)総合単元的な道徳学習の展開

 本校では平成16年度より「総合単元的な道徳学習」を展開している。道徳の時間のねらいに含まれる道徳的価値の側面から各教科等との関連を見直し,道徳の時間に生かすとともに事前の指導や事後の指導を工夫している。

 心に響く道徳の時間にするために,豊かな体験や教科等での学習を想起し,関連づけて考えられるようにしている。また,道徳の時間に学習したことを実践できる場として,事後の活動を意図的に関連づけようにしている。

実践例

<1年>「かめさんありがとう」2-(1)礼儀 総合単元的な道徳学習「元気いっぱい1年生」

授業の様子

ねらい  友だちやまわりの人との関わりを大切にし,楽しい学校生活を送ろうとする態度を養う。 
 
学校行事「地域まるごとふれあい行事」や生活科「いきいきサロンへいこう」などを取り入れ,日頃お世話になっている地域の方とふれ合うことで,望ましい人間関係を築き,相手に感謝や思いやりの気持ちをもつことをねらいに取り組んだ。

 本授業においても,お世話になった地域の方をゲストティーチャーとしてお招きした。導入で爽やかなあいさつをいただき,授業後半でもあいさつの気持ち良さを話していただいた。

あいさつした人・された人,あいさつした時・あいさつを返してもらった時の気持ちよさを分かりやすく話してくださった。

 身近な地域の方とふれ合い,笑顔を交わすことの大切さを改めて感じることができた。

 

<2年>「赤いふね」2-(2)親切 総合単元的な道徳学習「ともだち大すき」

授業の様子

ねらい  自分が我慢をしても,身近にいる人の気持ちを思いやることは,気持ちよく暮らしていくうえで大切であることを知り,身近にいる人に温かい心で接し,親切にしようとする態度を育てる。

 生活科「ようこそ1年生」などを取り入れ,総合単元的な道徳学習を計画した。入学したばかりの1年生に学校案内をするなど,先輩としてやさしく接する体験をした。

 本授業では,終末にその活動をふり返り,1年生からのお礼のお手紙を1年担任が紹介した。お礼のメッセージを聞き,満足そうな笑顔でいっぱいになった。日々の生活の中でも友達や1年生へのかかわり方を意識し,親切にすることの心地よさを実感できるようになっている。
 

  (3)実りある授業研究を創造していくために

<校内研修の充実>

 校内研修は,校内全職員一人一人が主体となって研修を進めるものである。したがって,事前研・校内授業研は,「自分がこの児童実態で授業するなら・このねらい(価値項目)でいくなら・この資料と出会ったなら・展開は・・・」という視点を明確に共有しなければならない。校内研修の原点に返り,実のある校内研修を構築していこうということから,今年度は,校内授業研の前に全学年で模擬授業を実施していった。

模擬授業 職員全員が授業者になる!(主体的な授業研究)

≪模擬授業 3つのメリット≫

1 児童の立場に立って考えることができる。

 「ねらいとする価値の方向へ思考や,感情が向いていくか。」

「本気で考える気になれるか。(単調ではないか)」

「何度も同じようなことを聞いていないか。」

「何を聞かれているのかよく分かっているか。」等,様々なことを児童の立場に立って考えることができる。

2 指導者が児童の発言にどう対応するべきかを考えることができる。

  児童に「分かりません。」と言われた時,ねらいとする価値とは関係のない方向に授業が展開してしまう時,ねらいに迫る発言が出た時など,発問を深めていくための切り返しや,ゆさぶりの発問等,よりねらいに迫るための授業展開を考えていくことができる。

その際,児童役の先生は,指導案を思い浮かべず,与えられた資料のみで思考し発言することが大切。指導者のねらいに沿うような発言をしていては,模擬授業の意義は薄れてしまう。  

3 授業や事前研に職員全員が主体的に臨める。

 「自らが関わり自分たちで試みる授業」という気持ちが強くなり,本気になれる。

トップページへ 取組みの概要へ 成果と課題へ

Adobe Readerダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

このページがお役にたちましたら、下のいいねボタンを押してください。