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北広島町立本地小学校 実践のポイント

実践のポイント

総合単元的な道徳学習を実践していくために構想図を作成 →構想図の例(PDF500.7KB)

教育活動

 総合単元的な道徳学習の計画を立てるに当たっては,「児童の意識の流れ」に特に注目し,その道筋が分かるようにまとめていくことにした。構想図は楕円形の重なりを使っている。すべての教育活動を大きな川の流れに例えると,その一部を切り取ったものともいえる。最初,ある程度の大きな広がりがあったものが,学習を進めていくうちに道徳的価値や目指す子ども像という視点で焦点化されていくことを,小さくなっていく楕円で表している。
「児童の意識のつながり」は矢印で表現しており,最初,いくつかの流れがあった意識が学習を進めていくうちにつながり大きな流れとなっていく。楕円が小さくなればなるほど意識の流れは強くなり,価値が高まっていくことを意味している。

(1) 目指す子ども像の設定

ア この学習で育てていきたい児童の姿を設定する。

イ 設定した子ども像に向かっていくためには,どのような意識の流れを構築していくとよいのかを考える。

(2) 目指す子ども像へと向かう児童の意識の場の流れを作る。

ア 目指す子ども像に達するまでに児童の意識はどのように流れていくのを考える。

イ 意識を生み出すような「体験活動,教科,道徳の時間,日常的な指導,家庭との連携」を考える。その際には,それぞれの活動自体にその教科,領域等のねらいがあることを踏まえ,このユニット作成のためだけに行う活動にならないように留意する。

ウ 日常的な指導については,学習のねらいに関わるものを考える。 

(3) 目ざす子ども像へと向かう各段階の設定を行う。

各段階を「ふれる」「気づく」「深める」「創る」の4段階に設定した。

「ふれる」
 この学習で取り上げたい価値を児童が意識せずに体験し,道徳的価値,実践の蓄積をねらっている段階である。これまでの自分たちの生活をふり返り,「そういえばあの時・・・。」「この前・・・」と思い出される。そのことで,価値との出会いが唐突でなく,自分たちの生活の中から掘り起こしたものとして感じることができると考えている。

「気づく」
 道徳の時間の学習で身につけさせたい価値と出会う段階である。その際,前述のように「ふれる」段階での経験を統合することが大切であると考えている。

「深める」 「気づく」段階で出会った価値に着目させながら体験活動,教科,道徳の時間,日常的な指導,家庭との連携を行っていく。価値を意識することで児童の価値に対する感覚はより研ぎ澄まされ,視点を持って事象を見つめ感じていくことができる。また,この段階での道徳の時間は,これまでの価値を深化させていくことをねらいとする。

「創る」 これまで学んだことをもとに「自らのこれから」を考える段階である。これまで考えたことを実際の学習活動等で活かそうと挑戦してみたり,道徳の時間では事前の3つの段階から流れてきた意識をもとにして意欲・態度を育て,自分たちはどのように行動していきたいのか考えたりする。ここで生まれる児童の意識が「目指す子ども像」につながっていく。

(4) 学習後の児童の姿について

 大きな楕円の図の下に,「学習後の児童の姿」を表した。学習を行った後に現れてくるであろう児童の姿を学校の場,生活の場に分けて現した。これはユニット全体の評価の観点にもなっている。しかし,児童の道徳的な価値には個人差があり,全員が到達すべきものとして取り上げているのではない。
 例えば,「進んで動植物の世話をするようになる。」と挙げている場合,それに関する児童の価値がどう変わったのかを学習の前後で比べていく。以前は,全く動物に関わろうとしなかった児童が道徳ノートに「今度,動物を飼ってみたい」と書いたり,ウサギ小屋に遊びに行ったりするようになれば,その児童の価値が深まったといえるであろう。道徳ノートや日々の記録は,児童の成長を読み取っていく際の視点,評価の観点としての役割を持っていると考え取り組んだ。

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