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東広島市立高屋東小学校 取組みの概要

取組みの概要

高屋東小学校はこうする~子どもの心にひびく魅力ある道徳の授業づくりをめざして

(1)学習指導案を作成するにあたって

 道徳的価値の自覚を深める学習指導案を作成するには,まず次のことを明確にしなければならない。

ねらいとする道徳的価値を具体化する

 言い換えれば,「児童が持っている道徳的価値観をどの段階まで高めるのか」ということである。このことは,授業の成否を大きく左右する。 
 次に,ねらいとする道徳的価値に迫るために,

資料を分析する

ことが必要になる。ここで注意しなければならないのは,何のために資料を分析するのかということである。本校では,次の2つのことを目的としている。

(1)道徳的価値に迫る発問をつくる (2)道徳的価値に迫る板書にする

 この目的を達成するためには,道徳的価値に関わるキーワードを抽出することが不可欠になる。
また,キーワードを通して道徳的価値の推移を学習指導案の中に明記することが大切である。

(2)事前検討会を実施するにあたって

 事前検討会は,学習指導案の作成のポイントに従ってすすめられるべきである。限られた時間の中ですすめていくためには,どこに焦点化するのかが重要になってくる。本校では,次の3つを中心に検討している。

(1)ねらいとする道徳的価値(2)資料から抽出したキーワード(3)精選された発問

また,「教師の指導力向上」という観点から,次のことに取り組んだ場合もある。

模擬授業の実施

いずれにせよ,「道徳的価値の自覚を深める」という目的を忘れてはならない。

(3)研究協議会を実施するにあたって

 研究協議会では,討議の柱を立てるのが一般的である。本校では,当然のことながら,「道徳的価値の自覚を深めることができたのか」ということが討議の柱となる。
 では,このことを検証していくためにどの部分に着目していけばよいか。着目すべき点は,2つある。

(1)展開前段(主に中心発問)における児童の反応 (2)展開後段における児童の反応

 研究協議会を充実したものにしていくためには,研究仮説及び事前検討会の内容をふまえたもので
なければならない。したがって,

○学習指導案に明記された教師の発問は適切であったか ○話し合いを深めるための教師の発言(揺さぶり・切り返し・全体への投げかけ)は適切であったか

が,その中心となる。

(4)学級経営 こころのキャッチボール

ぼくは、・・・と思っています。  こころのキャッチボールの図

 

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