平成22年度
「心の元気!」1000人フォーラム
道徳教育指定校等における取組を県内の小学校,中学校,高等学校,特別支援学校等に普及させ,本県道徳教育の一層の充実を図る。
広島県教育委員会
平成22年8月11日(水曜日) 10時00分~16時30分
広島女学院大学(ランバスホール他) 〒732-0063 広島市東区牛田東4-13-1
県内公立小学校,中学校,高等学校,特別支援学校の道徳教育の推進を主に担当する教師,保護者,教育委員会関係者 約1,000名
10時00分 開会行事
10時15分 (1)全体説明
11時00分 移動
11時10分 (2)実践発表
12時00分 昼食休憩
13時00分 (3)講義,演習,模擬授業
14時50分 移動
15時00分 (4)講演
16時20分 閉会行事
開会あいさつ | |
---|---|
広島県教育委員会 教育長 榎田好一 | |
広島女学院大学長 長尾ひろみ |
広島県道徳教育指導資料「地域教材開発の手引」の活用に当たって
広島県教育委員会 指導第三課 道徳教育係 指導主事 永井博美
小学校・特別支援学校小学部会(1)
「郷土のよさを生かし,豊かな人間力をはぐくむ道徳教育のあり方」
小学校・特別支援学校小学部会(2)
「心をひらいて 豊かにかかわり合い ともに育ち合う道徳教育」
中学校・特別支援学校中学部会
「集団としてのきまりを尊重し規範意識をはぐくむ道徳教育」
高等学校・特別支援学校高等部会
「日本の伝統と文化を大切にし,先人達の人間としての在り方生き方に学ぶ道徳教育の実践」
演習・模擬授業(小学校,中学校,特別支援学校小・中学部会)
講義・模擬授業(高等学校,特別支援学校高等学部会)
模擬授業・協議(保護者部会)
「魅力的な教材の開発と活用」
関西学院大学 教授 横山利弘
閉会あいさつ
広島県教育委員会 指導第三課 課長代理 川端一弘
項目 | とても | おおむね | あまり | まったく | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 今日のフォーラムは,自校の道徳教育の推進に向けて参考になりましたか。 | 29% | 67% | 4% | 0% |
2 | 自校の「道徳の時間」は充実していると思いますか。 | 4% | 72% | 23% | 1% |
3 | 道徳教育の推進を主に担当する教師は,校務分掌上機能していると思いますか。 | 5% | 58% | 35% | 1% |
4 | 自校では,児童生徒に道徳性を育成するための体験活動は充実していると思いますか。 | 12% | 57% | 30% | 1% |
5 | 自校では,家庭・地域社会と連携した道徳教育が進められていると思いますか。 | 5% | 51% | 42% | 2% |
<学校関係者 問1~問5 アンケート結果グラフ> 数値の小数点以下は,四捨五入している
6 | 自校の「家庭・地域との連携」の状況についてお聞かせください。 | はい | いいえ |
(1) | 「道徳の時間」を保護者に公開している。 | 96% | 4% |
(2) | 「道徳の時間」を地域の人々に公開している。 | 70% | 30% |
(3) | 道徳教育について保護者(または地域の人々)と懇談会をもっている。 | 51% | 49% |
(4) | 道徳教育の取組を学級・学年・学校通信やホームページ等で紹介している。 | 67% | 33% |
(5) | 保護者や地域の人々の参加・協力を求めた道徳の授業を行っている。 | 50% | 50% |
(6) | 地域の人々の協力を得て,魅力的な教材を開発している。 | 33% | 67% |
(7) | 道徳性を養う体験活動等を保護者や地域の人々の参加を求めて行っている。 | 60% | 40% |
<学校関係者 問6 アンケート結果グラフ> 数値の小数点以下は,四捨五入している
項目 | とても | おおむね | あまり | まったく | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 今日のフォーラムに参加されて,学校で行われている道徳教育について理解いただけましたか。 | 57% | 43% | 0% | 0% |
2 | 現在,子どもたちの道徳性について満足しておられますか。 | 0% | 71% | 29% | 0% |
3 | 保護者として自校の道徳教育にもっと関わるべきであると思われますか。 | 43% | 57% | 0% | 0% |
4 | 学校で行われている「道徳の時間(道徳の授業)」や「心の教育」についての情報は,もっと家庭に届くようにするべきであると思われますか。 | 57% | 29% | 14% | 0% |
<保護者 アンケート結果グラフ> 数値の小数点以下は,四捨五入している
学校における道徳教育の一層の充実に向けた継続課題として,主に,道徳教育の推進を主に担当する教師の機能化と家庭・地域との一層の連携が挙げられる。昨年度のアンケート結果と比較して,道徳教育の推進を主に担当する教師の機能化について3ポイント(昨年度8ポイント増加),家庭・地域と連携した道徳教育の推進について4ポイント(昨年度11ポイント増加),肯定的にとらえている大きく割合が増加している。この結果から,確実に学校内及び学校と家庭・地域との連携による道徳教育の推進体制が確立されつつあることがわかる。そのことはさらに,保護者へのアンケートにおいて,「学校で行われている道徳の時間や心の教育についての情報は,もっと家庭に届くようにすべきである」と答えている割合が9ポイント減少(昨年度14ポイント増加)していることからも窺い知ることができる。今後は,道徳の時間の授業公開に加えて,さらに,学校便りやホームページ等による道徳教育の取組の公開,懇談会の実施,地域の人々の参加・協力による教材の開発等を通して学校と家庭,地域社会が双方向に情報を交換し,一体となって取り組む道徳教育を一層充実させていく必要がある。
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