熊野町立熊野第四小学校
・相手の立場に気づく。
・課題の存在に気づく。
・相手の気持ちを考える。
・葛藤場面で立ち止まり, その状況での登場人物の気持ちや立場を推測する。
・解決するための行動について考える。
・自分の意思を自己決定する。
・教師自身の話
・自分のことを話す活動
・ウォーミングアップゲームなど
・ロールプレイ
・パートナーインタビュー
・ペア・トーク
・動作化など
・ペア活動
・ロールプレイ
・ホームワーク
・自己内対話など
物語を読んで,ある場面での登場人物の気持ちや行動,その理由などを二人組みのインタビュー形式でお互いに聞き,答える。
慣れていない場合は,ひとつの質問だけで終わってしまい,深めることができない。導入期は,質問の内容を発達段階に応じて用意し,それに沿って行わせる。また,国語の学習で行ったインタビューの仕方を想起させる。
課題について,二人で話し合う。全員が授業の中で発言する機会があり,人間関係の基本を経験することができる。また,相手の考えを受容し,自分の考えを伝える基本的なコミュニケーション活動となる。
■相手によって,深まるペアと何も話せないペアが出てくる。話すこと・聞くことを得意とする児童と苦手とする児童をペアにするというのもひとつの方法である。
■カラーカードや心のサインカードなどで,意思表示をした上で行うと,相手と自分の考えの違いに気づき,その理由を聞いたり,自分の意見を伝えたりしやすくなり,活発に行えるようになる。
登場人物になりきって演じることで,さまざまな視点を経験し,自分と他者の違い,関係の調節を学ぶために行う。
低学年では,児童同士では難しいことがあるので,教師と児童で行う方法もある。また,一部の児童だけのロールプレイにならないように,グループやペアで行う方法もある。
学年が上がっていくにつれて,恥ずかしさから十分役割になりきれないことがある。お互いがのびのびと表現できる環境づくりが大切となる。あまり長いものは演技だけで精一杯になり,考えがかえって深まらなくなる。焦点化した場面でのロールプレイが有効である。
お面や役割カードを活用すると,流れに乗りやすい。また,役割を交代するとき,立つ場所を変えることで視点が変えやすくなる。
自分という相手と「自分はどうなのか」「自分はどうあるべきなのか」と内なる自己に問い返し,自分の中で対話する。主にワークシートを活用した書く活動で深められる。 自己と向き合うような発問の工夫が大切となる。 ワークシートを用い,「広げる」段階で用いることが多い。
自己内対話は,自分をもう一人の自分という立場で見つめることにより深まっていくので,役割取得能力が発達していない低・中学年では難しい。
発問によっては,決意表明をさせたり,懺悔を促したりするような内容となるので注意が必要である。
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