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平成17年度道徳教育実践研究指定事業 第7回定例報告会

日時

平成17年10月17日(月曜日) 10時00分~16時30分

場所

世羅町立甲山中学校

参加者

平成17年度道徳教育実践研究指定校新規校の道徳教育推進者
甲山中学校及び近隣小・中学校の教職員 約50名

内容

テーマ「多様な指導法を用いた道徳授業」      

1 小・中学校別定例報告会及び協議

府中小学校資料へ(PDF81.5KB) 江田島中学校資料へ(PDF59.0KB)

 校種別に「ネームプレート等教具の効果的な活用について」をテーマに,実践事例を報告し,それをもとに協議を行う。
 その後,全体で午後の研究授業で行う資料をもとに効果的なネームプレートの活用方法について協議を行う。
 資料を分析する中で,どの場面でどのように活用するか様々な意見がでたが,何のために活用するのかを指導者がしっかり持っていないと,活動しただけに終わってしまうことを確認した。

定例報告会及び演習の様子1 定例報告会及び演習の様子2

2 研究授業及び協議

学習指導案へ(PDF547.8KB)

授業者

鳥淵忠彦 教諭・山田行高 教諭

学年

第2学年A組 29名

主題名

勤労の尊さ【4-(5)】

ねらい

主人公の魚屋に対する認識が「小さな魚屋から大きなものへ」と変容する理由を考えることを通して,勤労が社会にとって重要な役割を果たしているという心情を育てる。

資料名

小さな魚屋(自作資料)

研究授業の様子1
導入で職場体験の想起
研究授業の様子2
ネーム板で意思表示を行う生徒
研究授業の様子3
終末で職場体験の様子を映像で紹介

 3 講義

講師

広島大学大学院教育学研究科 講師 鈴木由美子先生

広島大学大学院教育学研究科 講師 鈴木由美子 先生

演題

『児童生徒の道徳的価値を高める多様な指導方法』

講義内容

1 道徳的価値を高める指導法について

(1)道徳的心情の育成
(2)道徳的判断力の育成

2 役割演技,グループ討論,ワークシートの活用

(1)役割演技

 (1)相手の立場に立って考えることができる
 (2)自分の思いを表出することができる

(2)グループ討論

 (1)自分の意見を他の子どもの意見と比較しやすい
 (2)全体討論の場で意見をいいやすくなる

(3)ワークシート

 (1)自分の思いを書いて表現することができる
 (2)自分の考えの深まりを実感することができる

参加者の声

○ネームプレートやカラーサインなど各校で使い方の工夫をされているので,本校でも必要に応じ,積極的に活用できたらと思います。子どもの実態に応じた教具の開発ができると楽しいと思いました。
○演習では,一次元的なネームプレート配置ではなく,主人公の行為やそれに対する生徒の心情を二次元的に表す方法も知れて良かったです。
○研究授業は,ネームプレートの使い方,その後の生かし方が参考になりました。また,終末の職場体験の映像は,本時のねらいとする価値を自分の生活に生かしていこうとすることができたと思いました。
○鈴木先生の話は,豊富な事例から授業づくりの視点を示していただき,大変役に立ちました。特にジレンマ授業の終末のあり方に迷っていましたが,先生から実践を聞くことができ,とても参考になりました。
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