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平成16年度道徳教育実践研究指定事業 第9回定例報告会

日時

平成17年1月17日(月曜日) 10時00分~16時30分

場所

因島市立重井中学校

参加者

平成16年度道徳教育実践研究指定校新規校の道徳教育推進者
重井中学校及び因島市道徳教育推進協議会の教職員 約40名

内容

テーマ「愛校心を育てる道徳教育」

(1)小・中学校別定例報告及び協議 10時10分~11時40分

呉市立阿賀小学校実践事例へ(PDF47.1KB) 安芸太田町立加計中学校実践事例へ(PDF27.6KB)

「愛校心を育てる道徳教育」をテーマに各校が取り組んだ実践例の交流と協議を行う。

協議内容

(1) 信頼関係を築く

 愛校心を養うためには,児童生徒同士,教師や学校の人々とが互いに信頼関係をもち,敬愛の念を深める態度を育てることが大切である。そのことによって協力体制が整い,よりよい学級や学校生活への土台が築かれる。また,教師自身が学校の歴史や伝統を理解し,自校に愛着をもつ良きモデルとして児童生徒に接したい。

(2) 行事等への意欲的な参加

 児童生徒会行事や学校行事など,学校全体や学年ごとで取組む活動に際して,それぞれの活動や行事のもつ意味や自分の果たす役割について十分理解させ,自分たちの活動がみんなのために役に立っているのかを意識できるようにする。また,その活動のねらいが,校訓や学校目標を達成することにつながっていることを理解させ,よりよい学校をつくるために意欲的に取り組ませたい。

(3) 卒業生との協力

 保護者や地域の方の中には多くの卒業生がいる。卒業生は,自分が学び育った学校への愛着や懐かしさを持っている。その方々から当時の様子や校歌に込められた願い,校章の由来などなどを語っていただいたり,その話をもとに自作資料を作成したりして,受け継がれてきた校風を継承し,発展させていきたい。

(2)実践報告及び協議 11時55分~12時35分

発表資料へ(PDF319.8KB)

発表者

竹原市立竹原小学校 大和文彦 教諭

発表内容

実践報告及び協議の様子

竹原小学校の概要

テーマについて

・主題設定の理由
・研究主題,サブテーマについて

仮説と授業実際の工夫

・仮説について
・検証の方法
・授業実際の工夫

愛校心を育てる授業の実際

(4)研究授業及び研究協議 13時35分~15時40分

学習指導案へ(PDF40.7KB)

授業者

柏原和幸 教諭・松永美代子 教諭

学年

第1学年A組

主題名

愛校心【4-(7)】

ねらい

卒業をひかえた3年生の学校に対する思いを知ることで,重井中の良さを見つめ直し,自校に誇りのもてる学校を創り上げていこうとする態度を育てる。

資料名

「伝えたい一つのこと」(生徒作文による自作資料)

研究授業の様子1
導入でアンケート結果を発表
研究授業の様子2
みんなに思いを伝える
研究授業の様子3
班での話合い

(3)道徳教育研究協議会に向けて 15時50分~16時30分

  協議会開催要項へ(PDF14.0KB)

 2月7日(月曜日)に県立教育センターで行う道徳教育研究協議会に向けて,お勧めの道徳授業ベスト3などの情報交流を行う。

参加者の声

○ 愛校心を育てる授業では,副読本の読み物資料を使用するのもいいが,定例報告の中で示された自校の歴史,校歌,校章といったものを教材化していけば効果があると思った。

○ 実践発表では,「かかわりあい」について,色々な意見を聞き,考えなおすことができた。本校では,ネームプレートで意思表示をさせ,自分と「同じ意見」「違う意見」を考えさせる所までしか至っていない。切り返し発問をして,子どもの心をゆさぶることが大切だと感じた。

○ 授業では,導入で小学生からのビデオレターやアンケートを活用し,生徒たちも引き込まれていったように思った。先生と生徒の温かい関係が伝わり,学級経営の大切さを感じた。TTでのやりとりも含めて,切り返し発問が大事だと感じた。

○ 研究協議会では,愛校心の捉え方について学んだ。生徒に資料名の「伝えたい一つのこと」とは,どういうことか考えさせる必要があった。

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