
トップページの目次
テーマ集
摂食障害について
うつ状態,うつ病|うつに関するパンフレット|摂食障害|こころの健康自己評価票|精神障害者地域移行支援に関するパンフレット|災害時精神保健医療活動マニュアル
平成20年10月31日更新
一般には,食事を受け付けなくなり体重が減っていくのを神経性食欲不振症(拒食症),食べても食べても満足感が得られずむちゃ食いをしてしまうのが神経性大食症(過食症)というようにとらえられています。
症状は正反対のように思われますが,同じ食行動の問題として「摂食障害」といいます。
体重は,身体の状況の一つの目安です。100グラムがどうのこうのとこだわる必要はありませんし,一日に何度もはかってかえって不安を大きくするのはマイナスです。ただ,標準体重の60%を下回ると,生命的な危険があるので,入院治療が必要になります。
また,最近よく話題になりますが,カルシウムが不足すると骨がもろくなり,さらに生理がなくなると骨粗鬆症 を起こしやすくなります。カルシウムだけを薬でとるようにしても,なかなか補えないのです。
嘔吐や下痢が続くと,ナトリウムやカリウムなどの電解質のバランスがくずれ,けいれん発作や不整脈をおこしやすくなります。電解質飲料をとるようにしてください。
その他にも,栄養状態の悪化や食行動の変化から,脳や身体にさまざまな影響が出てきます。定期的に検査をし,主治医にアドバイスを受けてください。
症状に悩むきっかけは,友だちと一緒に始めたダイエットであったり,恋愛問題や友人関係の問題であったり,受験などのストレスであったりと様々です。しかし,きっかけとなったできごとやストレスが根本的な原因ではなく,小さい頃からの体験や感じ方などが積み重なって,準備状態ができていたという考えが多く支持されています。
症状やそれに伴う問題,心理的背景は個人個人によって様々ですが,食事へのとらわれや不安,落ち込み,自分を責めてしまうなどのわなにはまってしまったら,なかなか抜け出ることが困難で,困っている状況ではないかと思います。
一方,周囲からは「頑張ればすぐ治せる」「きちんと食べれば(あるいは食べ過ぎなければ)大丈夫よ」といった励ましを受け,つらい思いをすることもあります。 家族も,あなたを心配するあまりに,一生懸命「頑張れ」コールばかりしてしまったり,時には叱ってしまったり,どう声をかけていいのかわからずにとまどってしまうこともあるようです。
上記の2でお話しましたように,身体の状況が危険な場合には,入院治療が必要です。摂食障害の治療には,大きく分けると身体的治療と心理的治療があります。主となるのは心理的治療ですが,身体的状況が悪い場合は,ある程度身体の方を回復させることが第一となります。
心理的治療には様々な種類がありますが,心の回復をめざすものですから,即効的なものではなく,一歩一歩階段をのぼるように治療を続けることが大切です。
治療の一つとして,今あなたが受けている診察や個人精神療法などに加えて,グループ治療を紹介したいと思います。自分だけが悩んでいるのではない,という実感をもつことや,他の仲間の考えていることや感じていることを聞いたり,問題を共有することが,回復への助けになるのではないかと考えています。グループ治療は以下のように行っています。
時間:毎週水曜日15:00から
場所:広島大学医学部附属病院精神科外来
試験参加も可能です。希望される方は、主治医に相談していただくか、または下記のスタッフまで連絡してください。
連絡先:広島大学医学部附属病院精神科(TEL082−257−5479)
ページの先頭にもどる
うつ状態,うつ病|うつに関するパンフレット|摂食障害|こころの健康自己評価票|精神障害者地域移行支援に関するパンフレット|災害時精神保健医療活動マニュアル
トップページの目次
テーマ集
摂食障害について
広島県立総合精神保健福祉センター(パレアモア広島) 731-4311:広島県安芸郡坂町北新地2-3-77,TEL:082-884-1051,FAX:082-885-3447