■第5次広島県病院事業経営計画の策定について

【策定趣旨】

　病院事業局では，第4次広島県病院事業経営計画(平成21年度〜平成25年度)に基づく様々な取組を迅速，かつ，的確に実施し，医療機能，医療人材の育成・派遣機能などを強化するとともに，経営基盤の強化を図り，平成22年度決算において21年ぶりに経常収支の黒字化を達成しました。

　本計画は，これまでの成果を踏まえて新たなステージに挑戦するため，高齢化の進展などによる影響を予測し，今後10年先の医療環境における県立病院の姿を描きつつ，目指すべき中期的な方向性と，外部環境の変化を見据えた取組方策や目標を定め，職員が一丸となって取り組むべき指針として策定しました。

【計画期間】

外部環境の変化を考慮して取組方策を定める必要があることなどから，本計画は，変化を予測できる期間として，平成26年度から平成28年度までの3ヵ年計画とします。
　また，これにより，次期計画以降を，病院事業に最も大きな影響を与える診療報酬の改定(2年毎)に合わせた計画期間(原則4年間とし，必要に応じ2年で中間見直しを行う。)としています。