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2010.1.19

予防接種  インフルエンザ脳症  対処方針の変更  県内発生状況 

新型インフルエンザについて  予防のためのポイント  関連情報

 新型インフルエンザの予防接種について
  • 1月19日から,これまでの接種対象者の方に加え,「健康な成人」へのワクチン接種が開始となりました。ワクチンの接種には,原則予約が必要です。詳細については,県のホームページをご確認ください。(2010.1.19)
  • 新型インフルエンザワクチンの接種に当たっては,接種対象者がその安全性を十分に理解した上で接種を受けることが必要であることから,優先接種対象者のうち16歳未満の者が接種を受ける場合は保護者の同伴が必要とされていました。
  •  このたび,中学生に相当する年齢の者が接種を受ける場合は,保護者が当該ワクチンの接種に係る安全性等を十分に理解し同意することにより,保護者の同伴がなくても接種を受けられることになりました。
  •  別紙様式「新型インフルエンザの予防接種について」(PDF)の保護者自署欄と予診欄に,保護者の署名が必要です。(署名がなければ予防接種は受けられません)お子様が一人で予防接種を受ける場合は,保護者自署欄と予診欄を持参させてください。(2009.11.13)
  • ワクチンの接種回数の見直しについて
  •  1回接種とすることが確定していた医療従事者に加えて,11月11日に,「健康成人」「妊婦」「65歳以上の者」,12月16日に「中高生に相当する年齢の者」も1回接種とする等の方針が発表されました。詳細は別紙PDF参照。(2009.12.16厚生労働省)

 インフルエンザ脳症に係る注意喚起について
  • 新型インフルエンザによるインフルエンザ脳症につきましては,2009年8月25日までに10例が報告されています。
  •  新型インフルエンザにより,インフルエンザ脳症を発症することがあるので,小児等に次の症状がみられた場合,医療機関を受診してください。
  •  インフルエンザ様症状(発熱等)に加え,
  • A 呼びかけに答えないなど意識レベルの低下が見られる
  • B 痙攣重積(けいれんじゅうせき)*及び痙攣後の意識障害が持続する
  • C 意味不明の言動が見られる
  •   *痙攣重積:痙攣発作が30分以上持続した状態や痙攣発作を繰り返し30分以上意識が完全回復しない状態
  •  強い解熱剤(例:ボルタレン,ポンタール及びこれらと同様の成分が入っているもの)は,インフルエンザ脳症の予後を悪化させるので,必ず解熱剤は,かかりつけの医師に相談して使用してください。
  •  インフルエンザ脳症を診断した医療機関の皆様へ
  •  インフルエンザ脳症は,五類全数届出疾患の「急性脳炎」に含まれるものとして,保健所への届出が必要です。詳しくはこちら

 基本的対処方針の改定について(2009年9月17日)(重要)
  •  県では6月に本県で新型インフルエンザの患者が発生して以降,増加する患者に対応できるよう,全ての医療機関での受診や感染防止策を周知するなど総力を挙げて取り組んできたものの,8月末には流行の目安となるインフルエンザ患者数を確認したところです。
  •  今後は,感染の急速な拡大と大規模な流行をできる限り抑制・緩和するとともに,重症者への適切な医療を確保することに重点をおくこととし,7月6日に改定の「対処方針」が再度改定されました。    「基本的対処方針」(改定後)

 相談窓口
  • 新型インフルエンザの相談窓口はこちら発熱相談センター一覧(広島県)
  • ・感染の疑われる者に対して,「発熱相談センター」に連絡し,「発熱外来」への受診を求めることは中止しました。
  • ・今後,「発熱相談センター」は,受診する医療機関が分からない人や自宅療養患者への相談に応じます。

 医療機関の受診など
  • 原則として対応する医療機関を限定せず,すべての医療機関で受診できます。
  • 発熱等の症状で医療機関を受診されるときは,あらかじめ,医療機関に電話連絡し,確認のうえ,受診してください。なお,受診の際には,マスクを着用してください。
  • 薬局においても,患者はマスクを着用してください。また,必要に応じて,患者の家族等への薬の受け渡し等も行ないますので,事前に薬局へ連絡してください。

 県内における新型インフルエンザの発生について(2009年)
感染症発生動向調査システムによる入力が可能となった7月24日以降の新型インフルエンザの発生届について,患者届出状況のグラフ等を更新してきましたが,新型インフルエンザ患者の集団発生が多発したことから,第35週の8月25日以降,当分の間,医師の届出が不要となりました。
   患者届出状況のグラフは第35週で更新を終了しました。
    発生動向調査による患者届出状況のグラフはこち
 
県内の初発から7月24日までの患者発生についての詳細は,下欄の関連情報の県内発生報道提供資料をご覧ください。

 新型インフルエンザについて
  •  メキシコや米国等で発生していた豚インフルエンザ(H1N1)の感染が,継続的に人から人への感染が認められる状態となったことから,世界保健機構(WHO)は2009年4月28日,インフルエンザのパンデミック警戒レベルをフェーズ4に引き上げる宣言を行いました。その後世界各国に流行が拡大していることから,4月29日,警戒レベルはフェーズ5に引き上げられました。
  •  また,日本では豚インフルエンザ(H1N1)を感染症法における「新型インフルエンザ等感染症」に位置づけました。(名称:新型インフルエンザ(H1N1))
  •  5月16日には,国内において海外渡航歴のない男性が新型インフルエンザに感染していることが確認され,以降,兵庫・大阪を中心に感染が拡大しています。
  •  その後,これから冬を迎える南半球において感染者数が増加したことから,6月12日,WHOは感染状況について異なる複数の地域(大陸)の国において地域(コミュニティ)での持続的な感染が認められるとして,新型インフルエンザの警戒レベルを最高のフェーズ6とし,世界的なまん延状況にあると宣言しました。 

 新型インフルエンザ(インフルエンザA/H1N1)の症状
  •  ブタ由来のインフルエンザウイルスA/H1N1にヒトが感染すると,現時点では1〜4日間(最大7日)の潜伏期間を経て,季節性のインフルエンザ同様,発熱,頭痛,咳,咽頭痛,鼻水,筋肉痛などを呈します。また,嘔吐や下痢など消化器症状がみられる場合もあります。
  •  重症度は,軽症から肺炎などの重い症状まで様々であり,死亡例も報告されていますが,まだ十分な情報が集まっていないのが現状です。
  •  糖尿病・ぜん息等の慢性疾患の患者や妊婦については,海外において重症化する例が報告されていることから,特に注意が必要です。

 感染経路
  •  季節性のインフルエンザ同様,患者の咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込むことによる「飛まつ感染」およびウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる「接触感染」であると考えられています。
  •  なお,豚肉を食べることによって感染するものではありません。十分に加熱してあれば安全です。

 予防のためのポイント
  • 通常のインフルエンザの予防法と同様に,手洗い・うがいを日常的に行ないましょう。
  • 新型インフルエンザの発生が確認されている地域では,人混みをできるだけ避けましょう。(渡航の際には,外務省や検疫所の情報を確認しましょう。)
  • 咳エチケットを習慣にしましょう。
  • 「咳エチケット」とは?
    • 咳,くしゃみによって,他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。マスクを持っていない場合は,ティッシュなどで口と鼻を覆い,他の人から顔をそむけましょう。
    • 鼻汁,痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨てましょう。
    • 咳をしている人が近くにいる場合は,マスクを着用しましょう。また,咳をしている人にマスクの着用をお願いしましょう。

 治療方法
  •  治療は,季節性のインフルエンザ同様,オセルタミビル(商品名:タミフル)やザナミビル(商品名:リレンザ)の抗インフルエンザ薬による治療を中心に,呼吸器症状や全身症状に応じた治療が行われます。現在,タミフル,リレンザに対するウイルスの耐性は確認されていません。

 感染をできるだけ防ぐために
  •  新型インフルエンザは,季節性のインフルエンザと異なり,現時点では免疫を持っている人はほとんどいません。そのため感染の拡がりをできるだけ防ぐ行動が大切です。一人ひとりが感染を拡大させないことを意識することによって,感染の拡がりを遅くしたり,被害を小さくしたりすることが可能です。新型インフルエンザのワクチン接種については,県のホームページをご覧ください。新型インフルエンザ ワクチン関連情報(広島県)

 感染症法における取扱い
  •  新型インフルエンザは,1類から5類に分類された感染症とは別に「新型インフルエンザ等感染症」として取り扱われています。同じ分類の感染症に再興型インフルエンザがあります。
  • 届出基準      平成21年8月25日に5度目の改定がありました。8月25日から適用

 新型インフルエンザ(ブタ由来インフルエンザA/H1N1)発生前の情報
  •  新型インフルエンザはこれまで,スペインかぜアジアかぜ香港かぜのように10年から40年の周期で出現し,世界的に大きな被害をもたらしました。
  •  近年は,高病原性鳥インフルエンザが東南アジアをはじめ世界的に鳥の間で流行し,さらに,ヒトへの感染が確認されるとともに死亡例も報告されています。
  •  このようなことから,高病原性鳥インフルエンザウイルスが突然変異し,ヒトからヒトへ感染する新型インフルエンザが出現する危険性が高まっているとして,厚生労働省は,平成17年11月14日に「新型インフルエンザ対策行動計画」を策定しました。
  •  広島県においても,「新型インフルエンザ対策マニュアル」を作成しておりましたが,「新型インフルエンザ対策行動計画」に改定しました。(平成21年11月再改定)

これまでの新型インフルエンザと鳥インフルエンザ
1918年 ★スペインかぜ(AH1N1型) 世界で2000〜5000万人が死亡
1957年 ★アジアかぜ(AH2N2型)  世界で200万人以上が死亡
1968年 ★香港かぜ(AH3N2型)   世界で100万人以上が死亡
1997年 香港で鳥インフルエンザウイルス(AH5N1型)がヒトに感染
2003年以降 ベトナム,インドネシアなど東南アジアを中心に,鳥インフルエンザウイルス(AH5N1型)のヒトへの感染が続く

関連情報
 県内における新型インフルエンザの発生について
 

鳥インフルエンザに関する情報