低公害車
 
 低公害車とは?
 国は,平成13年7月,低公害車開発・普及を推進するため,「低公害車開発普及アクションプラン」を策定しました。
 このプランの中で,「実用段階にある低公害車」については2010年度までのできるだけ早い時期に1,000万台以上の普及を目指すこととしており,広島県内の普及台数は,平成17年3月末現在で216,382台です。
 
 車を買うなら?
 次の低燃費車と低排出ガスの2つの認定を受けた自動車を購入しましょう。
[低燃費車]
 エネルギーの使用の合理化に関する法律(省エネ法)に基づき定められている燃費基準値を満たす自動車のことです。ガソリン車では2010年度燃費基準をクリアする自動車と,それより5%以上燃費性能の良い自動車の二種類があります。
[低排出ガス認定車]
 燃料の種類を問わず,自動車排出ガスのクリーン度を認定するのが「低排出ガス車認定制度」です。この認定制度により,光化学オキシダントの原因となる窒素酸化物などの排出量が最新規制値より50%〜75%以上低減した自動車のことで,右の2つがあります。
 
 次世代低公害車はどんなもの?
 二酸化炭素を排出させない自動車として,水素と酸素を反応させて燃料電池で走る燃料電池自動車が有力視されていますが,県内では,マツダが,水素でもガソリンでも走行できる水素ロータリーエンジン車の開発を進めており,すでに公道での走行試験が行われています。
 

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